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社会福祉法人征峯会×筑西市誕生20周年記念事業 第2弾|地域の子ども達と知的障がい者が共同で絵を描き3×7mの巨大アートパネル制作

6月5日(木)10:00~12:00 筑西市認定こども園せきじょうにてワークショップ形式で実施しました

 

社会福祉法人征峯会(本部:茨城県筑西市)は、筑西市誕生20周年を記念し、6月5日に筑西市認定こども園せきじょうにてウェルフェアアートワークショップを開催しました。子ども達と知的障がいのある方々が大判の布に自由に絵を描きました。この作品をもとに、福祉デザイナーユニット「NODD」が縦3m×横7mの巨大アートパネルをデザインし、「ウェルフェアアート展」第2弾として筑西市役所1階ロビーに設置します。

 

筑西市認定こども園せきじょうで開催された「筑西市誕生20周年記念アートワークショップ」。子ども達と障がいのある方々が大判布に自由に描いた色とりどりの作品とともに、笑顔あふれる集合写真。

 

開催背景

筑西市誕生20周年記念事業

 

筑西市は2005年3月28日の誕生から20周年を迎え、市の障がい者計画「障がいのあるなしにかかわらず、地域で自分らしく、豊かな生活をおくることができるまち・筑西」の理念のもと、多彩な記念事業を展開中です。

 

ウェルフェアアートの取り組み

 

征峯会は、アートを通じた社会参加支援を積極的に行っています。これまでも企業との商品コラボレーションや障がいのある方々の作品を大型パネル化して展示するなど、地域共生のメッセージ発信に力を入れています。

 

ワークショップ概要

子ども達と障がいのある方々がブルーシートの上で色とりどりの絵具を手に、全身を使って自由に表現するアートワークショップ。世代や立場を超えたコラボレーションが広がる瞬間。
子ども達と障がいのある方々がブルーシートの上で色とりどりの絵具を手に、全身を使って自由に表現するアートワークショップ。世代や立場を超えたコラボレーションが広がる瞬間。
日時 : 令和7年6月5日(木)10:00~12:00

会場 : 筑西市認定こども園せきじょう(筑西市黒子216-1)

参加者 : 102名

障がい者支援施設ピアしらとりと障がい児・者通所支援センターライフサポートヒラソルの利用者 21名、認定こども園せきじょうの園児 46名ほかスタッフ・関係者)

内容 : 大判の布に自由に絵を描くアートワークショップ

制作後 : 福祉デザイナーユニットNODDが縦3m×横7mの巨大アートパネルをデザインし、「ウェルフェアアート展」第2弾として現行パネルと差し替え、展示予定

床に広げた大判布に向かい合い、思い思いに筆を動かすワークショップ風景。
床に広げた大判布に向かい合い、思い思いに筆を動かすワークショップ風景。

さまざまな色彩が混ざり合った大判布の断片――子ども達と障がいのある方々の手から生まれた自由なタッチとローラーの跡。
さまざまな色彩が混ざり合った大判布の断片――子ども達と障がいのある方々の手から生まれた自由なタッチとローラーの跡。

異なる世代・背景の参加者が一枚の布に色とりどりの絵を描き、互いの個性を認め合う場面は圧巻です。当日の様子は、社会福祉法人征峯会のinstagramの投稿からご覧いただけます。

社会福祉法人征峯会 公式instagramを見る

 

参加者コメント

「参加された子ども達も障がいのある方も、いきいきとアートに向き合う姿がとても楽しそうで、私自身も笑顔になりました。」

「画材にとらわれることなく全身を使った表現に、子ども達の自由で無邪気な発想を再認識しました。」

「ウェルフェアアートを見る機会はあっても、その制作過程を拝見することは初めてでした。アートは、もっと身近で自由で楽しいものだと気付かされました。」

 

3×7mパネルが市役所に登場予定ー地域共生のメッセージ

第1弾展示風景:障がいのある方々の自由な発想が詰まった3×7mパネル(デザイン:NODD)。8月より、子ども達と障がいのある方々の新作アートで第2弾展示に切り替わります。
第1弾展示風景:障がいのある方々の自由な発想が詰まった3×7mパネル(デザイン:NODD)。8月より、子ども達と障がいのある方々の新作アートで第2弾展示に切り替わります。
これから制作される3m×7mのパネルは、これまで征峯会が運営する福祉サービス利用者様のみの作品で構成されていた既存パネルと差し替えられ、より多様な表現をお楽しみいただけます。

筑西市役所1階ロビーに常設展示し、市民・来庁者へ「地域で自分らしく生きる」姿を発信します。公開まで今しばらくお待ちください。

 

茨城県筑西市の概要

筑西市20周年記念ロゴ
筑西市20周年記念ロゴ

茨城県筑西市は、関東地方の茨城県西部に位置し、2005年3月28日に下館市・関城町・明野町・協和町が合併して誕生しました。総面積は約205km²、人口は約9万8千人で、穏やかな農村風景と歴史ある城下町の風情が共存する地域です。豊かな自然と長い歴史が調和した暮らしやすいまちとして、子育て世代から高齢者まで安心して暮らせる環境が整っています。

 

 

福祉デザイナーユニットNODD

征峯会を利用する障がいのある方の絵を使用してデザインしたTシャツを着てワークショップに参加するNODDの仲西さん(右)と寺門さん(左)
 征峯会を利用する障がいのある方の絵を使用してデザインしたTシャツを着てワークショップに参加するNODDの仲西さん(右)と寺門さん(左)
社会福祉法人征峯会のアートプロジェクトをデザイン面から支えるクリエイティブチームとして、福祉デザイナーユニット NODD をご紹介します。子ども達と障がいのある方々が手がけた原画を、見る人の心を動かす「アートパネル」へと昇華させるプロセスを一手に担うのが NODD です。

 

NODD公式HP:https://www.nodd.jp/

 

社会福祉法人征峯会

茨城県筑西市上平塚地区にある社会福祉法人征峯会の事業所
茨城県筑西市上平塚地区にある社会福祉法人征峯会の事業所

社会福祉法人征峯会は障がい・高齢・児童・相談といった多領域にわたる福祉サービスを展開し、地域住民の多様なニーズに対応しています。2025年7月1日には、上平塚地区に新しい障害福祉事業所「グループホーム アトレ」と「生活介護 アルセ」をオープン予定。公式サイト(https://seihoukai-group.jp/)では最新情報や取り組み内容を随時発信してまいります。